万の妖怪記

妖怪達の住む異世界に迷い込んでみました。

万の妖怪記

“初代” 万・妖怪記 第1話

初代妖怪漫画1

俺が主人公の漫画だぞ!

妖怪とは浮世絵や、昔話なんかに出てくる人間が作り出しだ

架空の生き物と思ってはいないでしょうか?

 

それこそ、思い込みというもの。

 

妖怪は太古の昔から人間のすぐ傍にいて、それは今も変わらず存在しています。

 

え?そんなの見たことないし見えないって?

いやいや、見えないのでは無く、見ようとしないのではないですか。

 

さあ、目を凝らして見て下さいよ…何処って、アナタの座っていた椅子や

お気に入りの場所、ベッドのした、テレビ前、スマホをいじっているあなたの姿を鏡で

映してみればその鏡に映るかも…!

ホラ、ぼんやりと何か見えて来たのでは?

それでも見えないアナタはきっと妖怪に警戒されているかもしれませんね。

 

では、この話を読んで少し妖怪にアナタから近づいてみては如何でしょう。

 

その内見えて来ますよ…少しづつ…アナタの隣にいる妖怪がね。

其の一

初代妖怪漫画2

何も無い海の上。

お宝ハンターのキクと言う青年が自慢の愛機で家路についている所だった。

鳥の形をした面白い形の飛行機は “ヤグサレ号” となんとも性格の悪そうな名前…

 

さておき、お宝ハンターとは、読んで字の如く世界中のお宝を求めて彷徨う

危険で、一発当てないと成功しない職業なのだが、この青年『キク』は

お宝ハンターとなって一年足らずで何度も大きなヤマに当たって

成功し、今回もお宝を持って良い気分で家路に付く所なのだった…

 

まあ、何故こんな青二才がこんなお宝に恵まれるのか!…と

同業者から嫉妬やら怪訝な目で見られてはいるが、それはキクがある事によって

霊感のような物が宿った為に、お宝の場所や位置を正確にぜb知ることが出来るからだ!

そのある事とは…

いや、それは後程話すとしよう。

 

突然、前方に雲のようなモヤが掛かって視界が悪くなる。

こういう不思議な現象が起こると、お宝にありつくのだ…

だが、今回は想定外で、ヤグサレ号のレーダーにも表示されていなかった。

モヤはいつもの様に直ぐに晴れて、その隙間から変な形の島が見えて来る。

「あん?何だぁ~、鼠の形した変な島があるぜ?」

 

怪しいとは思うが、こういう場所には必ず凄いお宝があるもの…

キクはこの島をもっと良く見ようと周囲を散策しようと思った。

その二

初代妖怪漫画3

島の近くを飛んでみると、ますます変わった島に見える。

「未発見の島かもしれねえ…降りてみっか」

お宝の匂いがする、そう思ってキクは上陸を決めたのだった。

が、さて…何処へ降りたら良いものか。

そんな事を考えながら飛行機の着陸場所を探すため、島の周囲を回ろうと

進路を変えた瞬間…

 

““ ベチ!! ””

 

と、何が乾いた白い布の様なモノが飛行機のフロントガラスに

当たって引っかかったのだ!

『う!?』

キクは慌てて白い布の様なモノを振り払おうとワイパーを動かそうとすると

白い布の様なモノが自然に離れていった。

離れたと言うかくっついているような…

 

よく見るとブッサイクな顔が付いている

しかもキクをじーーーーーーっとガン見している

『おあああーーー!!!何だーーーー!!?』

キクは恐怖と何か良くわからないモノを見た驚きで心から悲鳴を上げた

気になるな、オイ!続きは次回だぞ~